書いて伝えるボランティア(ボランティア・マルシェ)
本日はボランティア・マルシェを開催しました。今回「はじめての書いて伝えるボランティア講座」を社協登録ボランティアグループ「要約筆記サークル藤」が企画し実施しました。今回の内容の一部をご紹介します。
聴覚障害者
- ろう者(先天性または幼少期から聴こえない、主な言語は手話)
- 中途失聴者(生まれつきではなく、途中から聴こえなくなった人、主に手話よりも筆談)
- 難聴者(聴力はあるが聞こえにくい、補聴器で会話可能な場合が多い)
要約筆記の必要性
聴覚障害者の情報保障、社会参加のための通訳、権利擁護とそのための通訳。障害者差別解消法・愛知県障害者差別解消推進条例における合理的配慮で意思疎通支援の義務化。
要約筆記のミニ講座
- 話し言葉の中の無駄な部分をそぎ落とす
→「え〜と、あの〜、その〜」の言葉をなしに情報を伝える(重要な言葉を伝える)
- 文末の敬体を常体にする
→「です」「ます」の敬体は「〜だ」などの常体と表現(重要な言葉を伝える)
- 体言止め(名詞止め)・形容詞等で言い切る
→「です」「ます」を省く。
- 助詞止め「〜へ」「〜に」「〜と」などで止める
→(例)夢が現実になった → 夢が現実に。
- 短い表現へ置き換える
→病院で診てもらった → 受診した
ミニ要約体験
【例文】「お疲れ様でした。え〜と、そういえば、今日は雨が降っています。学校から帰る途中は皆さん、車に注意してくださいね。今はいているスリッパは出口の箱に入れてください。明日は必ず、各自忘れずに体操服を持ってきてくださいね」
【要約筆記】お疲れ様。今日は雨天。下校中は車に注意。スリッパは出口の箱に。明日は体操服を持参して。
聴覚障害者 当事者の声(筆談・要約筆記の必要性)
・中途失聴者は目に見えにくい障害(話せるけれど聞こえないために生きづらさを感じることもある)
・昔よりも筆談での協力していただける病院やお店が増えてきている(安心できる状況)
・要約筆記は研修や学びが必要であるが、筆談は誰にでもできる
・現在は文字おこしアプリと筆談を併用している(機械に頼りすぎてもできないこともある)
・全国1400万人が聴覚障害者の内、手話を主に利用する人は20万人(多くが利用できない方)
・社会生活の中ではまだまだ手話のコミュニケーションは限定的な状況(どちらも大切)

