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そうだ、〇〇〇すればいいんだ! の気づき

今日は車いすの利用者Dさんと、今度、学校で「ふくし交流会」を実施するための打ち合わせを行いました。

ふくし交流会とは

障がい当事者を講師として招き、単発のプログラムではなく回数を重ねて、児童との交流を行い、どんな「人物」なのか、どんな生活をしているのかをお互い知り合うこと、また障がいの大変さや不自由さだけを伝えるのではなく、講師と児童との共通点や違い、得意なこと、苦手なこと(工夫やお手伝いが必要なこと)等を見つけ、お互いに理解する中で、講師と児童との距離感を近づけることを目的に学校で開催している福祉教育事業。

 

 

 

 

 

写真は「絵手紙体験による交流会」

耳の聞こえない方が講師となり、講師が普段から趣味で行っている「絵手紙」を児童と関わりながら交流をした様子。

すらすらと描く講師の姿に児童は興味深々! コツを教えてほしい! でも、話しかけても耳は聞こえません。

そこで児童は、講師と関わる工夫をする必要があります!「そうだ、書いて伝えればいいんだ」、「そうだ、ジェスチャーで表せばいいんだ」

様々な工夫しながら、自然と講師との関わり方を学び、気づいていきます。

 

今回、一緒に協力していただける障がい当事者講師の方々とプログラムづくりができればと思います。

「すべて支援してほしいわけではない」、「すべて助けてもらいたいわけじゃない」、

「何かお手伝いましょうか」という声かけが一番嬉しい等、人それぞれ考え方も異なります。

ふくし交流会をする中で、本人の声でメッセージを届けていきたいです。