1. HOME
  2. ブログ
  3. 福祉教育
  4. 小学校で「防災とふくし」を実施しました!

BLOG

ブログ

福祉教育

小学校で「防災とふくし」を実施しました!

本日は門弟山小学校の4年生を対象に「防災とふくし」の授業を行いました。

この授業は実際に被災支援を行った社協職員のお話と防災ゲームを通じて平時からの防災・減災意識を高めることを目的に開催。タイトルに「ふくし」という文字が入っている理由には、「ふくし=(誰もが)ふだんのくらしのしあわせ」は、災害時にこそ必要な考え方で大切にしていく必要があるため名前に込めています。

 

災害が起きたとき、どのような考え方や視点が必要なのか、相手の立場を理解する取り組みとして「ふくし的なテーマ」を盛り込んだ防災ゲームを作成して小学校で実施しました。

▲どのくらいの難易度で、悩む部分、ふくし課題となるところの要素を入れたカードを作成(ロゴはしゃきょう君)

 

学校のマップを活用し、体育館から1階から3階、屋外など、どのように避難者を案内するのか、どのような方法で案内していくことが必要なのかということをゲームを通じて学びを深めました。

▲実際に活用した学校マップと配置したカード

 

実際に活動を行う中で、子どもから出た声では、

  • 声だけだったら、耳の悪い人に伝わらないよ!
  • 目の見えない人は入口に近い方が移動しやすいんじゃない。
  • 「俺はこう思う!」「私はこう思う!!!」、「みんなけんかしないで!」

など、災害時の様子を想像して活動を行い、各グループがイメージしながら進めている様子が印象的でした。

 

災害時のことを災害が起きたときに考えるのではなく、平時からの取り組みや想定しておくことが減災にもつながるため、今後も取り組みを進めていくことができればと思います。

 

子どもの発想や考え方で学んだことも多い1日でした。