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ボランティア・マルシェ開催(今日はどんな内容?)


本日は「ボランティア・マルシェ」の3日目、高齢者疑似体験ボランティアグループさくら会による「高齢者のくらしの体験講座」でした。活動内容はボランティアグループの活動紹介とテーマトークを行いながら「高齢者のくらし」について話し合いました。

例えば「自分自身の暮らしについて」「高齢者としてどう生きたいか」「他者に対して、高齢者のどんなところを伝えていく必要があるのか」など、参加者とコーヒーやお菓子を囲みながら、現代のリアルな高齢者事情について話を深めていきました。

 

その中で印象に残った言葉があります。

①高齢者は体力は衰えるけれど、やさしさや知恵は向上する。その姿を見せることが大事だと思うんです。

②自分の出番や役割があることが、居場所があるということ。

①の素敵だと思ったところが「自分自身(高齢者)の生き様を見せること。そのことが高齢者を伝えることになる」ということを伝えてくれました。身体的な面は支援が必要になるかもしれないが経験値などから学びや知恵があること。そのことを地域に活かしていくんだというメッセージがありました。

②の素敵だと思ったところが「居場所は場所(ハード面)を指す言葉ではない」ということ。自分ができることや役割、出番があること自体が居場所があるということなんだというメッセージがありました。

 

高齢者を伝えるというと「足腰が不自由になる」「目が見えにくくなる」などの負の要素ばかりが取り上げられがちですが、実際の高齢者の身体機能だけではない心のリアルを伝えていくこと、自身の生き様を見せることが本当の意味で高齢者を伝えることにつながるのだと感じました。