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福祉教育

相手の側に立つ。まずは想像!?

最近は福祉教育で学校に行く機会がたくさんあります!社協は実施するだけでは終わりません。

実施した後に、学校から協力いただいた講師の方へ学んだこと等の感想文をいただきます。

 

感想文は社協を通じて、各講師の方にお渡しをします。感想文の中には、講師から学んだことや自分自身が感じたこと、これからこんな風になりたい等の内容が書いてあります。感想文は講師と社協が確認しながら、しっかりと伝えたいことが伝わったか等、次回の参考にしていく大切な存在です。

 

今回、ゴールボール体験を実施してくれた「視覚障がい者の講師」への感想文でしたが、封筒をあけると、

▲封筒の中からケース

▲ケースの中からCDが。

 

CDには、声で録音された子どもたちの感想が録音されていました。視覚障がいの方は目が見えません。紙で書かれた感想文を講師に直接届けても一人で読むことができません。今回のように、録音されたCDであれば、講師が自分の力で聞くことができます!

 

もちろん、感想文を紙でいただいても嬉しいですが、社協がテキストデータに編集して連絡したり、音訳依頼したり、直接お渡しして代読することではじめて講師に伝わります。※講師の方からは、「紙でもらっても嬉しいけど、やっぱり直接、聞けたら嬉しいな。」との声もあります。

 

このように、相手の側に立って行動し、想像しながら、どんなことがよいのか等を考える積み重ねが、「ふだんのくらしをしあわせにすること」につながっていくと感じます。


~子どもの感想(CD音源から抜粋)~ 「障がい者スポーツ ゴールボールを体験をして」

「家とかで家族に『今日、ゴールボールをやったんだよ』と言ったら、お母さんやおばあちゃんが詳しく聞いてきて、○○さん(講師)から教えてくれたことを伝えると『すごいね、音が大切なスポーツかぁ』と理解してもらい、自分まで嬉しくなりました。目が見えなくても、障がいがあっても、やれることはたくさんあるのだと分かり嬉しかったです。